穢れたソウルジェムの特徴

2025/08/13
 
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人生創造学園3年Ⅴ組の担任で、担当教科は心理学科。 相談室では、生徒の相談にも乗っている。 ※カウンセラーではない。 趣味は、映画・音楽・アニメ鑑賞。

 

おーし、席につけー。

授業始めるぞー。

 

 

えー、前回の授業内容はちゃんと覚えてるか?

前回は、『輝くソウルジェム』について説明しましたが。

 

今日の授業は、その逆です!

【穢(けが)れたソウルジェム】

 

について話していこうと思います。

 

で、前回の授業内容を忘れた人、もしくは“ソウルジェム”って何だったっけ?という人は、下の記事を読んでちゃんと復習しておくように!↓↓

 

心の中の“ソウルジェム”

 

前回の授業↓↓↓

綺麗なソウルジェムの特徴

 

■【穢れたソウルジェム】とはなにか?

 

 

前回、【輝くソウルジェムの特徴】について説明したが、

今回の【穢れたソウルジェム】の人というのは、その逆の人のことを言います。

 

逆とはつまり…。

自分は存在してもいいと思えない人。

自分には存在価値はないんだ!

と思ってしまう人のことを言います。

 

もっと言えば…。

自分が素晴らしい人間なんだ!ということを忘れてしまっている人。

のことを言います。

 

しかし、産まれた時からこの状態の人はいません。

みんな【輝くソウルジェム】の状態で産まれて来ます。

 

あたりまえだわな!笑

産まれてきたばかりの赤ん坊が、

「産まれてきてすみません。」

「私は産まれて来ちゃいけない人なんだ!」

って思うワケがないわなwww

 

が、周りの環境や親によってソウルジェムが黒く濁り、穢れてしまうというもの。

 

・お前は必要ない。

・産まなければよかった。

・可愛くない。

・頭が悪い。

・ダメなやつ。

・使えないやつ。

・キモい。

・タヒね

 

なんてことを日常的に言われ続ける環境だったら…。

 

その積み重ねが【輝くソウルジェム】を徐々に濁らせてゆき、【穢れたソウルジェム】へとなってしまうというワケだ。

 

そんな劣悪な環境で育って、心のソウルジェムが穢れないワケがない。

そんな子に対して…。

 

自分に自信を持て!

自分を好きになれ!

夢を叶えろ!

 

なんて、よく聞くこの言葉は【輝くソウルジェム】の人が【輝くソウルジェム】の人に向けて発する言葉であって、【穢れたソウルジェム】の人に向けて言っても無理な話な上に余計と苦しめる結果となってしまう。

 

・私はダメな人間だ。

・私は愛されていない。

・私には価値がない。

・私は必要とされない。

・私のせいで・・・。

と思っているような人に対して、自信を持て!や自分を好きになれ!と言って、

 

「はい!自分を好きになります!」

 

で、なれるものなら誰も苦労はしない。

それほど根深い問題だということだ。

 

上の図を見てほしい。↑↑

 

ソウルジェムの純度が-100に近づくにつれて穢れていっているのが分かるかと思う。

 

まぁ、これは分かりやすく数値化してるのであって、実際に-100の人というのは存在しないんだけどね。

それは、そこへ行き着く前に心が先にぶっ壊れてしまって自死を選んでしまうからです。

 

だから、壊れないように。

壊さないように。

外へ求めるようになるのです。

何を?

『愛』をだ!

 

子供の頃に親からもらえなかった『愛情』であったり、

自分の意見や言動を受け入れてもらえなかった自分を『愛してほしい』

そんな『愛』を求めるようになる。

 

「今まで愛されて来なかった。」

「誰も愛してくれなかった。」

「私は愛されたかった。」

「必要だと思って欲しかった。」

 

だから人生をかけてそれを過剰に求め、行動するようになってしまう。

周りの人から好かれることで、自分を好きになれるはずだ!と。

素晴らしい人だと周りから思われれば、きっと自分を素晴らしい人間だと思えるはず!

そういった『承認欲求』を求めるようになってしまうということなのよ。

 

じゃあ、ソウルジェムが穢れてしまう原因は、いったい何なのか?

 

 

■ソウルジェムが穢れる原因は?

 

 

ソウルジェムが穢れる原因。

それは・・・。

『母親』だ。

 

なぜ、『母親』が原因でソウルジェムが穢れてしまうのか?

なぜ、『父親』ではなく『母親』なのか?

 

これについては、前回話したが…。

 

自分をこの世に生み出し存在である者。

いわゆる神に近しい存在である者。

それが、“母親”だから。

 

マザーisゴッド!

ゴッドマザー!!

 

父親は、精子を提供はできても母親の代わりに出産することはできないから。

 

それが、母親という絶対的存在であり、母親からの影響というのは絶大だということになる。

 

子供というものは、あまりにも無垢で純粋で何色にでも染まってしまう。

 

母親がおかしな価値観や世界観をインストールしたままだと、それが子供にも引き継がれてしまうのは普通のこと…。

 

だから、母親のソウルジェムが穢れている場合、その影響は子供にも受け継がれるということになってしまう。

 

つまり、母親のソウルジェムが穢れている場合。

母の母、つまりは祖母のソウルジェムも穢れている可能性が高いと言える。

 

その受け継がれし輪廻を絶ち切るのか、

それともまた子に受け継いでゆくのかは、

自分次第ということになるのだ。

 

 

■ソウルジェムが穢れるとどうなる?

 

 

まず、ソウルジェムが穢れてしまうと・・・。

呪われます!(キャー!)

 

ソウルジェムが穢れているそこのあなた!

呪われていますよ!(笑)

 

 

では、その『呪い』とはなんぞや?ということで、紹介していこうと思う。

 

えーまず、ソウルジェムが穢れると…。

5つの『呪い』にかかってしまいます。

どんな『呪い』か?

 

・『許可行動』

・『承認行動』

・『等価交換』

・『依存』

・『拒絶』

 

この5つの『呪い』にかかってしまうのだ。

 

じゃあ、穢れたソウルジェムの『呪い』について紹介していこう!

 

 

■【許可行動】

 

その名のとおり、相手に対して“何でも”許可を取ろうとする行動。

 

・私、ちゃんと出来てますか?

・私、変じゃないですか?

・〇〇してもいいですか?

・〇〇しても怒りませんか?

・〇〇すると喜んでくれますか?

・〇〇すると私を好きでいてくれますか?

 

という相手の期待に応えることで、自分は存在してもいいんだ!と認識するための行動を言います。

 

例えば…。

「恋人からお願いされちゃった。本当はイヤだけど、断ると嫌われるかもしれないから引き受けよう!」

 

これは、恋人に嫌われたくないという思いから、恋人に対して許可を取り、相手の要望に応えることで、自分には価値のある人間だと思ってもらおうとするための行動です。

 

自分は本当はこう言いたい。

だけど、否定されるかもしれない。

拒絶されるかもしれない。

嫌われるかもしれない。

 

と言って本当に言いたいことを隠す。

 

そうすることで相手にとって“都合のいい人”認定され、ソウルジェムはさらに濁っていってしまうだろう。

 

それが、『許可行動』の呪いです。

 

■【承認行動】

 

周りからスゴいと思われたり、

注目を浴びたり、褒められたり、

並みの人よりスゴい実績や評価があることで、

 

自分には価値がある。

自分は好かれている。

自分は特別な人間だ。

 

と思うための行動です。

 

例えば・・・。

SNSのフォロワーの数だとか。

何の仕事をしてるかとか。

年収とか。

学歴とか。

乗ってる車とか。

持ってるブランドものとか。

どんな人と付き合っているかとか。

 

そんな、他者から

評価される。

褒められる。

スゴいと思われる。

マウントを取れる。

 

そういったものを周りから集めることで、

自分には価値がある。

自分は特別な人間だ。

自分は愛されている。

自分は生きていてもいいんだ。

それを確認するための行動のことを言います。

 

自分の過去の武勇伝を自慢してくる人とかもそれに当たります。

 

劣等感が強くて、今の自分を周りがなかなか評価してくれない。

 

だから、過去に評価された栄光をいつまでもズルズル引きずって、自分は価値のある人間だと思い込もうとしている。

というパターンのやつだな。

 

例えるなら、『ドラえもんのスネ夫』みたいな感じかな?笑

 

「ボクのパパ、スゴいんだぞ!社長だぞ!」

 

みたいに周りからスゴい!と思われたり、

のび太的な人にマウントを取ることで、自分は他の人よりも価値があると思い込んでいる人のこと。

 

それが、『承認行動』の呪いです。

 

■【等価交換】

 

ハガレンか?と思うかもしれんが…。

そのとおり!笑

『等価交換』は、

「何かを得るためには、それと同等の代価を払う必要がある。」

 

という考え方です。

 

何か物を買ったり、サービスを受ける場合の『等価交換』としてお金を渡す。

これは、全然問題ありません。

世の中は、それで経済がまわっているワケだからね。

 

だが、それを“人間関係”に対して、相手の合意もなしに“勝手に”『等価交換』を求めることが問題だと言うことなのよ。

 

つまり、どういうことかと言うと…。

「私がやってあげたんだから、あなたも私に返しなさいよ!」

「普通はこうなんだから、あなたもこうするのがあたりまえよ!」

 

というやつです。

 

仕事

友達

恋愛

子育て

夫婦

至るところにある。

 

「誕生日にプレゼントあげたんだから、プレゼントもらえて当然!」

 

みたいな約束や契約を交わしたワケでもないのに“勝手”にしたかのように思って、お返しをもらえなかったら、

 

「私はあなたにして”あげた”のに、私に対しては何もしてくれないなんて割に合わないー!殺しますよ!(怒)」

 

という可愛らしい女性もたちまちフリーザ様みたいになってしまうというワケだwww

 

要は、人間関係を取り引きだと思ってしまっているということです。

 

これは、穢れたソウルジェムの典型的なパターンであり。

穢れたソウルジェムの人は、『愛』をもらえなかった人なので、常に愛が不足してるワケだ。

 

何かもらえないと、自分には価値がないと思ってしまう。

だから、与える。

 

「与えるから、あなたのをちょうだいよ!」

 

と思っている。

 

だから、自分だけが与えて、相手からもらえないなんて絶対にありえない!ということなのです。

 

子育てで言えば。。。

母親が子供に習い事をさせていて、子供が辞めたいと言って来た時に…。

 

「どれだけお金がかかったと思っているの!」

「あなたのために通わせてあげてたのに!」

「今さら辞めるなんて冗談言わないで!」

 

みたいになことを言ってしまう。

 

だが、子供からすれば…。

 

「は?知らんし!」

「お前が無理矢理やらせてただけやろがい!」

「子供にたかんなやクソババア!」

 

と、反抗できたらいいんだろうけど…。

 

そんな親に育てられたら既に洗脳済みだろうから、言い返したりなんてことはできないだろう…。

 

恋愛で言えば…。

 

「私がこんなに愛して尽くしてるんだから、あなたも同じぐらい愛情を返してよ!」

 

みたいな感じ。

 

恋愛ってのは、お互いの想いで出来ているもの。

お互いが想い合って行動すればそれでいいと先生は思うが…。

恋人のいないオレが言ったって何の説得力もないわな…笑

 

ってことで、これが【等価交換】の呪いです。

 

■【依存】

 

自分を受け入れてくれる依存先を見つけて、そこから離れられなくなること。

離れることを極端に嫌うこと。

 

これが【依存】の呪いです。

 

依存先は至るところにある。

ビジネス

異性

家族

友達

占い

宗教

スピリチュアル

カウンセリング

などもあれば…。

 

買い物

ブランド

タバコ

ギャンブル

薬物

スマホ

ゲーム

フォロワー数

などなど『依存先』は無数にあります。

 

人は色んなものに依存ができるのものなんだ。

 

こいつはなかなか厄介で、自分では気付くことが難しく、気付けても自力で抜け出すことがとても難しい。

 

抜け出そうと思っても引き戻されることが多々起こる。

 

引き寄せの法則ならぬ

引き戻しの法則だな(笑)

 

離れられるまでに何十年とかかることもザラにあるし、生涯ずっと離れられないこともある。

 

例えば・・・。

彼氏がDVしてくる。

本当に辞めてほしいし離れたい。

だけどDVし終わった後、スゴく彼が優しくなって、私を求めて来る。

「俺には君しかいないんだ!」

と私を必要としてくれる。

私を必要としてくれる人は、彼しかいない。

だから、離れられないの。

↑↑
これは、完全に彼氏に依存してるタイプね。

 

さっき話した【承認行動】の呪いも相まって、

・自分を必要としてくれている。

・彼には私しかいない。

そう思わされるワケです。

呪いの二重掛けデバフや~!笑(彦摩呂風)

 

そして、心に穴が開いてしまうとそこを埋めようとするものなのよ。

 

それは、母親から必要とされて来なかったり、愛情を受け取れなかったりすると心に穴が開いてしまう。

 

だから、その穴の開いた部分を埋めるために依存先を見つけては穴を埋めようとする。

本当は、穴なんて開いてないのにね…。

 

それが、『依存』の呪いです。

 

■【拒絶】

 

拒絶は依存とセットになっていることが多い。

今ならニコイチでお買い得ですよ奥さん!笑

 

例えば…。

・恋人に依存して、それ以外の付き合いを拒絶する。

・仕事に依存して、恋愛を拒絶する。

・スピリチュアルに依存して、社会や現実を拒絶する。

・ブランドに依存して、他のブランドを拒絶する。

・ビジネスに依存して、友達、恋人、家族を拒絶する。

色んなパターンがある。

 

『依存』『拒絶』は同じもので、

自分を受け入れてくれるところには『依存』し、

自分を受け入れてくれないところには、自分を守るために『拒絶』をする。

 

何に依存し、何に拒絶するのかは無数にあって、それは人によっても違う。

 

だが、『依存』『拒絶』の呪いは、結局のところ『許可行動』『承認行動』と同じ。

 

要は、

自分を必要としてくれる。

自分を評価してくれる。

自分には価値があると感じさせてくれる。

開いた穴を埋めてくれる。

 

開いた穴を埋めると満たされた気分になり過剰に依存し、それを分かってくれない人に対しては拒絶をする。

 

それが、【拒絶】の呪いです。

 

 

流れとしてはこんな感じです↓↓

①私は、必要とされない。愛されない。

②私を必要としてくれる。愛してくれるものを探さないと。

③『許可行動』や『承認行動』をする。

④自分を必要としてくれる。愛してくれるところを見つけては『依存』する。

⑤自分を必要としてくれない。愛してくれないところを見つけては『拒絶』する。

⑥捨てられることを恐れて、依存先の奴隷となる。

⑦拒絶先がやってこないように警戒する。

⑧③~⑦を繰り返し、疲れる。

 

そして、問題が出てきて

どうしたらいいんだろう?

となってしまう。

 

目の前の問題を何とか解決しようとするワケだが。

 

解決できた!と思ったら、また次の問題が出てきたりする。

 

でも、根本的な原因は・・・。

①私は、必要とされない。愛されない。

というところが全ての始まりなのです。

 

だから、

①を解決しないことには、問題は次から次へとやってくるっていうワケで、一時的な解決はできてもまた問題が出てきてしまう。

 

まさに、『地獄の無限ループ』

ほむほむみたいな感じだな(笑)

 

そうなってしまったのは、
『母親との関係』が原因であることが多いので、母親と向き合う必要があるということ。

 

つまり、ソウルジェムが穢れたのはあなたのせいではないということ。

 

あなたの母親や環境が原因なのよ。

つまり、親ガチャがはずれてしまったのよ。

だが、生まれて来るところは選べない。

だから、あなたは悪くないのよ。

 

とはいえ、いつまでも母親や環境の“せい”にしてウジウジしていても人生は好転しない。

 

だから向き合う必要があるのよ。

母親と仲良くなるために?違う。

自分の人生を最高に楽しむために!だ。

 

さて、みんなのソウルジェムはどうだ?

どのくらい濃度だ?

自分のソウルジェムがどのくらいの濃度なのか?

穢れている側なのか?輝いている側なのか?

というのを自覚するところから始めてみることをオススメしておきます!

 

そこから、より自分のソウルジェムを輝かせるために輝きの濃度を上げていく!というのが人生創造学園の【心理学科】だということだ。

 

そんなオレも、元は【穢れたソウルジェム】側の人間だった。

だから、その辛さというのはある程度分かるつもりではある。

自分に自信なんてものはなかったし、人の顔色を伺って生きてきた人間だったからね。

 

だが、ソウルジェムを思い出してゆくことで、スゴく生きやすくなれたのもまた事実なのよ。

 

なのでまずは、【通常のソウルジェム】に戻すこと。

そして、ソウルジェムの輝きの濃度を上げていけるような授業を今後もしていこうと思う。

 

ちなみに、ソウルジェムが輝けば輝くほどに、『クズ』にはなると思う(笑)

嫌われることもあるだろうね!笑

 

でも、そんな自分をも受け入れ、認めているからこそソウルジェムは穢れないのだ。

 

と言うことで、『心のソウルジェム』の仕組みは理解できたかな?

 

今後の授業でも度々出てくる内容だとは思うが、もし分からないことや疑問に思ったことがある人は、まで聞きに来てくれ。

 

 

 

はい、じゃあ今日の授業は以上。

はい、起立。

気をつけ。

礼。

以上、解散。

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